要注意！みなし贈与

「あげます」「もらいます」という当事者たちの合意によって成り立つ贈与取引ですが、
税法ではそれ以外に、合意がなくても実質的に贈与があったとみなされて課税される”みなし贈与”が存在します。

先日、
盛岡市にお住まいのお客様よりこのような相談を受けました。
「父が保険料を支払っていた保険が満期になりました。息子である私が保険金を受け取ったのですが大丈夫ですか？」

いわゆる満期保険金の受け取りですね。
当ケースは典型的な”みなし贈与”です。
結論、”みなし贈与”として贈与税が発生します。
直接的な金銭のやり取りがなかった場合でも税金が絡んでくるケースが存在します。
それが”みなし贈与”です。

満期保険金の受け取り以外にも代表的なケースとして、
財産の低額譲渡や親子間の金銭貸借などがあげられます。
”みなし贈与”の可能性はいたるところに存在しますね…。

年末までに110万円の節税を絡めた贈与に取り掛かろう！っとお考えの方でも、
自分では気が付いていない”みなし贈与”には要注意です。

贈与税を絡めた税金対策として非常に有効です！
しかし、今回のテーマである”みなし贈与”のように、落とし穴も存在するのが税法の世界です…。
過去の贈与や、これからの贈与についてお悩みがある方は、
是非そうぞく税理士法人の無料相談をご利用ください！