全国の相続人って毎年どのくらいいるの?課税割合は?

相続人の推移
全国の相続人の数をご存じでしょうか?身近な話でなければピンと来ないかもしれませんが、実は全国で毎年35万人~36万人という人が相続人として申告しています。
その中で実際に課税対象となる相続人は大体この人数の8割程度となっています。
グラフは2015年から5年間の相続人の推移を示したものですが、相続人は2019年に少し減少しているものの、年々増加傾向にあると言えます。

参照元:総務省統計局(e-Stat)よりデータを抜粋
課税割合の推移
グラフは平成21年から10年間の課税割合の推移を示したものです。
課税割合とは亡くなった人のうち相続税の課税対象になる人の割合をいいます。
平成26年までは4%台前半で推移していましたが、突如として平成27年(2015年)に8%台まで上がりました。これは2015年の相続税改正が大きな要因として挙げられます。
参照元:国税庁HP_平成30年分相続税の申告事績の概要-Ⅱ参考計表